＜学歴＞

2005年4月1日–2008年3月31日  私立多治見西高等学校普通科

 

2008年4月1日–2012年3月31日  名城大学農学部生物環境科学科

卒業論文：北部ヴェトナムから得られた黄花ツバキ類の1未記載種とCamellia amplexicaulisの外部形態比較

 

2012年4月1日–2014年3月31日  岐阜大学大学院地域科学研究科地域政策専攻　修士課程

修士論文：霞間ヶ渓（国指定名勝及び天然記念物）におけるサクラ属サクラ亜属の同定及び生育状況

学位授与：2014年3月25日　修士（地域科学）地修第223号

サクラ群生地の天然記念物として学術的に重要な霞間ヶ渓において、種組成と来歴を調査した。その結果、天然記念物として保全すべきヤマザクラ類、エドヒガンは3割にとどまり、残りの7割はソメイヨシノなどの栽培由来のサクラであることを明らかにした。本研究の結果を基に、保全策を提言した。

 

2014年4月1日–2020年3月31日  岐阜大学大学院連合農学研究科生物生産科学専攻　博士課程

博士論文：伊勢湾周辺域における淡水魚類・両生類を用いた比較系統地理学的研究

学位授与：2020年3月13日　博士（農学）農博甲第723号

移動性が低いホトケドジョウ、アカハライモリ、トウカイコガタスジシマドジョウの3種を対象とし、伊勢湾周辺域における遺伝的集団構造を比較し、小規模な地域における水生生物の遺伝的な交流を促進・制限した要因や、生物の遺伝的多様性の創出のメカニズムを明らかにすることを試みた。得られた3種の系統地理パターンから、赤河・屏風山・権現山断層の運動や、養老山地・三河高原の隆起などの地形変動などが、地域における水生生物の地理的分化を促進した要因として示唆された。

 

＜職歴＞

2012年4月1日–2013年3月31日  愛知県春日井市立高森台中学校　非常勤講師（理科）

2014年4月1日–2018年2月28日　岐阜大学教育学部リサーチ・アシスタント

2018年4月1日–2019年3月31日 NHK学園高等学校　面接指導講師（理科）

2019年4月1日–現在　名城大学農学部　非常勤講師（生物学1）（契約期間は各年度の前期のみ）

2019年4月1日–2020年9月30日　サンビレッジ国際医療福祉専門学校　非常勤講師（生物学）

2020年4月1日–2023年3月31日　岐阜大学教育学部　招へい講師（植物形態学、博物館資料論）

2020年11月1日–現在　龍谷大学先端理工学部　リサーチアシスタント

2020年11月1日–現在　龍谷大学生物多様性科学研究センター　客員研究員

2021年4月1日−2021年9月26日　大阪経済法科大学教養部　非専任講師（環境保全論）

2023年10月1日–現在　岐阜大学教育学部　招へい講師（動物生理学及び実験）（契約期間は各年度の後期のみ）

 

＜所属学会等＞

2012年4月–現在　日本魚類学会

2013年4月–現在　日本生態学会

2014年7月–現在　水草研究会

2016年6月–現在　日本爬虫両生類学会

2019年7月–現在　日本生物地理学会

2021年2月–現在　環境DNA学会

関西自然保護機構

 

＜所属団体等＞

2014年9月–現在　三河淡水生物ネットワーク 

2014年9月–現在　なごや生物多様性保全活動協議会（三河淡水生物ネットワークの団体会員として） 

2015年8月–現在　美濃加茂自然史研究会

2020年12月–現在　ぼてじゃこトラスト

2021年4月−現在　NPO法人流域環境保全ネットワーク

 

＜環境調査員・ボランティア活動等＞

2014年4月–現在　なごや市民生きもの調査員

2014年4月–2018年3月　岐阜県博物館サポーター

2015年4月–2016年3月　岐阜県版レッドリスト改訂調査員（魚類）

2015年4月–2019年3月　加茂地区生物多様性調査調査員

2015年10月–2019年3月　みのかも文化の森所蔵動物液浸標本調査員

2021年4月−現在　三重県総合博物館　博物館標本資料整理担当ボランティア

2023年6月−現在　滋賀県立琵琶湖博物館　調査・資料整理（DX推進事業）担当

 

＜学会活動等＞

2015年10月–2016年9月　第49回魚類学会年会岐阜大会実行委員会（高校生発表担当）

2022年11月–現在　魚類自然史研究会幹事・事務局

 

＜免許・資格＞

2009年5月26日　準中型自動車第一種運転免許（5t限定）　取得

2012年3月16日　中学校教諭一種免許状（理科）　取得（平二三中一第八九二号）

2012年3月16日　高等学校教諭一種免許状（理科）　取得（平二三高一第一二六七号）

2016年3月31日　学芸員資格　取得